顎関節症候群

TMD(「Temporo Mandibular Disorders」)症候群と当院の治療法

下顎窩と下顎頭の間に起こる症状です。

大意

顎関節症(TMD)は、若者にも子供にも検出されることがあります。(小学生なのに肩こりがあるなんてあることですね。)

老人病(肩こり・腰痛・膝痛・脚重感)のおよそ90%以上にこの顎関節症(TMD)が認められます。

症状

◎頭痛 ◎不眠症 ◎耳鳴り ◎不定愁訴 ◎脊椎側弯症 ◎むち打ち症候群

◎喘息 ◎生理不順 ◎頸腕症候群と肩こり ◎腰痛症

◎東洋医学的には腑と経絡までの病であるから、午前と午後の天気によって症状が変化しやすい

と頭から腰までの症状が出てきます。

東洋医学では、ほとんど経脉病である。せいぜい進んでも腑病までである。 

☆心(西洋医学の心臓とは異なる)の異常をきたしやすい。

 

原因

 

顎関節症(TMD)の評価

50歳以上である

1:金歯を4本以上入れてる(1点)

2:欠損の歯が2本以上 (2本=1点 3本以上=2点)

3:入れ歯や他の人工の歯を付けてる(3点)

 =ここからは、オーリングテストが必要です=

 

4:顎関節診にてオーリングがオープンする(3点)

5:第1と第2頸椎でオーリングがオープンする(3点)

6:仙骨と腸骨の境界の部位でオープンする(2点)

 

6項目中の合計点数が10点以上で50歳以上の患者様は、老人病と顎関節症の複合とみなします。

老人病と顎関節症の複合したものは、1年ほどの短期間で急激に症状が悪化してきます

 

 

 

●人工歯齦手術による下顎骨の変形と咬合不良による顎関節症

●過去に5本以上の歯の治療を施した(約6ヶ月以降にTMDに罹る)

●自分に合わない枕(頸椎弧に合わない枕)で寝ているため。(治癒を遅らす)

ご希望であれば当院では、TMD患者様の頸椎弧を計測しそれに+1cmの

枕を推奨します当院にて、よく巷にある、健康枕などの販売は一切致しません

○歯の治療を受けると咬合不調が起こる→顎関節の異常を引き起こす→

 顎関節の異常は頸椎の第1と第2に悪い反応を出す→その異常は膝関節の異常を起こし結局は足の骨の異常を起こす→

 →これ等の骨に関連する靱帯や筋肉や経絡に影響が出て症候群の症状が出現されてくる。

 

★頸椎弧の深さの測り方                       
@計ってもらう人は3〜4m先の床を見て、リラックスして立ちます。
この時、顔の角度は約5度(やや下向きで、頭を前後に動かしたとき首に負担を感じない一点で止めた状態)を保ちます。


A外側から手のひらを垂直に立て、指の間に定規をはさみ、頸部の一番くびれている
部分にあてて頸椎弧の深さを測ります。 


※頸椎弧とは・・・・・首を支える7つの骨のカーブを頸椎弧といいます。


★サイズ表


診断

顎関節音素診を使って判断する。 殆どの場合は、左か右の片側で検出されるが、上下共に総入れ歯の人は左右の両方に出る

 事もある

●(咬合不良の歯の部位診

頸椎脊中音素診 第1第2頸椎の場合殆どの場合STを示す(他に第5頸椎・腰椎の第3か第4・仙骨腸骨のいづれかはSTがある)

脚重診 殷門穴〜委中穴 委中穴〜承山穴まで糸練功で確認する

帰納診 紙包磁石を使って、愁訴部に貼り付け、貼るときと貼らないときの差を、患者様にオーリングテストで確かめて確認していただき

       しつこい肩こり、手足のしびれ等が、顎関節症が主因であたという、真犯人を明らかにする診断である。

 

 

 

 

治療法

基本的に、歯科医のテンプレートという治療法を受けて効が無い場合に非常によい

●イオンパンピング(IP)療法による補瀉療法。

●入江式腰背治療法

●入江式焼き鍼療法 → 治療に関する質問(焼き鍼篇)をご覧下さい

治癒率

●80%以上 10人中8人が治癒 症状改善(寛解)しております。

 

= 顎関節症治験例 =

MTさん 60歳 男性

平成18年3月16日 初来院

電話帳で検索して、来院されました。若いころから腰痛症があるという

食欲 良好 睡眠 一度目がさめると寝付けない

診断

TMD症候群 1.5合

肩こり -0.5合

経筋症 左手陽筋 同側陰筋 焼き鍼治療

TMD治療 イオンパンピング補瀉治療

経別治療  肝陽証 瞳子りょう-IP-太衝 15分

3月18日

TMD 3.1合+(2)

前回と同治療法

3月25日

TMD 5合

前回と同治療

4月1日

肩こり 7合 

TMD 7合

前回と同治療法

 

考察

わずか4回の治療で、略治した。長年の肩こりの主因が顎関節にあったとは

夢にも思わなかったとご本人。おかげで、腰痛も少しあったが、起こりにくくなってきた

とのこと。次回からは月1回の治療に変更し、10合±0を目指していく。

当院では、オーリングテスト(大村先生)を駆使して、患者様に糸練功の意味を

納得していただき、長年の不定愁訴(肩こり)などが、顎から来ていたことを、その場で

分かるように体験していただきます。原因が分かるだけでも、精神的に安堵するものです。

1年前の「晴れた日」を知っているために「一日中うっとしい曇り空」の日が続いている、ベストではないが

ベターな治療法がここにあります。


関係リンク

日本顎関節学会

各種団体:歯学会

顎関節.COM

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