一定の方式に従い、鍼を身体に刺入あるいは、接触して、組織に機械的刺激を与えて、効果的な生体反応を起こさせ、生体の変調を調整し、疾病の治療や保健の目的を果たす療法である。

 

刺鍼の方式


撚鍼法 刺し手で鍼柄または鍼体を持ち、静かに押手の二指間を挿入し、皮膚に接触させたのちこれを軽くひねるか、押すかして目的の深さに刺入する。
打鍼法 字の通り、鍼柄などを小槌等を使って鍼を刺入する方法である。
管鍼法 この法は鍼を鍼管に挿入し、鍼柄を少し管外に出し、鍼管とともに押手の二指間に固定し刺手の中指・小指で保持し、母指と示指で鍼を操作して目的の組織まで刺入する方法!

☆鍼の現行17手技☆


単刺術 目的の組織まで届いたならば、直ちに抜去する方法
留置術 目的まで刺し、一定時間とどめ、のち静かに抜去する。
旋撚術 目的に達したら、左・右に半回転させる方法
回旋術 一方向に回しながら入れ、一方向に回しながら抜去する
雀啄術 目的まで達したら、雀が餌をつばむ様に上下に動かす手技
振せん術 目的達したら、鍼柄をもって、ブルブルと振るわす。
間歇術 目的まで刺したら、しばらく留置し少し引き上げ留置、そして再び前の深さに刺して留置する方法。
屋漏術 3分の1入れ留置、そして3分の1また刺入し留置、そしてまた3分の1入れる、抜去も同じようにする。
軽打術 もっくてきまで刺したら、再び鍼管をかぶせ、その上端をポンポンと鍼柄をたたく。
乱鍼術 目的まで刺したら、ついで皮下まで抜き上げ、ついで速く刺入する。
鍼尖転移術 これは、切皮して鍼尖が皮下にあるとき刺手で鍼柄を保持し、押手を皮膚とともに縦横あるいは輪状に動かし、鍼尖で皮下組織を小さく掻爬(切る)ように刺激する。
副刺激術 刺入した鍼の周囲の皮膚面に指頭で、軽くポンポンと叩く 鍼が抜けないときなどに用いる。
管散術 これは、はりを使わずに鍼管で皮膚をポンポンと軽く叩く方法である。初心者の方などに用いる。
随鍼術 息を吐いたときに、刺入し、息を吸うときに鍼を止める方法
細指術 鍼管に鍼を入れて、ポンポンと軽く皮下に入れまた抜いてまた軽く入れるのを、繰り返す方法である 
内調術 刺入した鍼に鍼管で、ポンポンと軽く叩く方法
刺鍼転向法 一度刺入した鍼を皮下まで引き上げ、新たに方向を変えて刺入する方法である。