オ血の成因
体質、月経異常、打撲、熱性疾患による溶血、門脉の鬱血、ホルモン異常、自律神経失調症、感染症、他
●血が不足した状態を、血虚といい、治療は「補血法」という治療法を使います
○血滞の症状
●腹中の抵抗物(小腹急結)
●便秘・硬い便・黒い便
●腹満(自覚症状が重要です)
●顏色黄色、唇、青黒い
●口渇(口乾は含まない)
●皮膚カサカサ、青筋、紫斑
●手足や掌のほてり(血虚)
●健忘症、精神疾患
●月経異常、出血傾向
一般の駆オ血剤の流れ
● 桃核承気湯→→桂枝茯苓丸(加味方)(甲字湯)→→温経湯
血とは,脈中を流れる赤色の液状物をさしている.血の流れる管を血腑・血脈という.
血の生成には,大きく二つの過程がある.一つは,水穀の精微から生成される過程であり,もう一つは,精から化生される過程である.
一つめは,水穀の精微が脾に運ばれると営気が生成され,水液の有益な部分からは津液が生成される.脾は水穀の精微から直接血を生成するほか,営気と津液を合成して血を生成する.そしてこの過程では心火(心陽)の温煦作用が加わって,血が赤色を呈する.
もう一つは腎精化血である.腎陽の温煦により腎精が血に転化して脈中に入る.またその反対に精が不足すると,血が精に変化して精を補充する.このように精と血は相互資生・相互転化する関係にあるので,「精血同源」といわれる.
なお,「血」のことを「営血」と呼ぶことについては先に学習したとおりである.
血は,営気と共に脈中を流れ,四肢や臓腑を潤し,その働きを支える.
血は,夜,臥床時に肝に戻るもので,覚醒・活動時には,必要に応じて脈中を流れて全身を循り,知覚活動や手足の動作や運動などの活動を円滑に行わさせる.
血は,心肝脾と関係が深い.