マッサージの意義
マッサージは、疾病の治療および予防、あるいは保健の目的で、手徒により、一定の方式に従って、普通皮 膚に直接触れて求心性(心臓に向かって)に施術する技術である。 マッサージという語はフランス語であり、その語源はギリシア語の「マッシー」(もむ)アラビア語の「マ ス」(やわらげる)という語からきたものであると言われている。現在、マッサージと言う言葉が使われて いるのは、近世になって主にフランスにおいて研究され紹介されたからである。
マッサージの沿革
マッサージは、古代から行われてきた自然療法で、その起源は明らかではないが、東洋の「あん摩」と 同じく痛むところを「なで」「さする」ことから始まり、しだいに発達して、紀元前数百年の頃からギリシ ア、ローマ、アラビアなどにおいて盛んに行われていたと言われる。
マッサージの効果
マッサージを施術すると、循環機能が改善され、血液・リンパの流れを促進する。いずれも上肢や腹部 の血行の促進、浮腫の吸収が促進される反射的に神経系にも影響し、その機能を整える作用がある。
マッサージの具体的な生体反応
皮下動静脈およびリンパの循環をそくしんすることである
| @皮膚に強い軽擦法を行えば、分泌物とともに皮膚面の老廃物を除去し、皮膚の感受性を調整する、また、皮脂腺、汗腺などの機能を増進させ、体温を調節し、皮膚呼吸を盛んにする。また皮化血管を拡張させて充血を起こし、皮膚温を上昇させて皮膚の栄養を高め、抵抗力を増す |
| A筋肉内の血行およびリンパの流れを促進、新陳代謝を盛んにして栄養をよくして筋の機能を増進する |
| B腹部にすると腹空内の諸臓器官の機能を高め、食物の消化、吸収を良くし便通を整える |
マッサージの基本手技
基本6手技
軽擦法(按撫法) 撫でさする手技である。
揉捏法 衣服の上から筋を加圧または把握して、縦横あるいは輪状に揉む手技
強擦法 軽擦法と揉捏法とを複合したような手技
圧迫法 える適度な力を加えて施術部を押す手技
叩打法 手の種々な部分で、速やかにリズミカルに弾力性を与えながら叩く手技である
振せん法 患者様の施術する部分を軽く押しながら振るわせて、その振動を身体の諸器官に与える手技
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