糸練功とは

経筋症の糸練功での著効例


経筋の症だけで、症状が緩和した症例

 

今年で3回目のぎっくり腰を発症された方の症例を上げて説明します。

今年1月14日初来院。

4〜5年前にパルス鍼をして円皮針などで治療をしたそうです

座って〜立つのが痛くてしんどい、立ってしまうと楽になる、スタティングペインのおそらく経筋の症とみました。

手足の冷えはなし

去年の12月下旬に3度目の、ぎっくり腰を引き起こし、当院の患者様からの紹介でご来院されました。

 

腰部を糸練功で診ると、1合に心包経絡病 3合に肝経絡病 7合に小腸経絡病 を確認しました。

前回の治療法で証をたてて、肺虚肝実証(治療法を見直す前の治療法)で治療。

愁訴部7合となる

 

再来院

1週間後、ずーっと座っていて、立つときが痛い あいかわらず、動作時痛があるようです。

糸練功で経筋を確認  右手太陽小腸経筋 左手太陰肺経筋 右足太陽膀胱経筋 左足少陰腎経筋

の4カ所の異常を確認。

腰部を糸練功で取ると、 標治部に 経絡病大腸陽証7合  本治部に 経絡病小腸陽証7合を確認

まず経筋治療を施し、経脈治療に入る前に、経別脈診(手掌診)をすると、全て10合を示していた。

両手掌、百会、愁訴部、共に全て10合となり、ご本人様も、「うわー前屈が出来る〜」とびっくりされてました。

このことを受けて、経脈治療、奇経治療には移行せず、この時点で治療終了となった。

以後直筆の字(遠隔診)で、この患者様の愁訴部(腰部)を確認しているが、まったく問題のない状態であることを確認している。

 

考査

前回の、肺虚肝実証にて、ほぼ症状が改善していたものと診られる、であるから、パターン療法も決して否定は出来ないと思われる、がしかし

今回、経脈治療をせず、また奇経の証が現れないのは、不思議としか言えない。

しかし、自ら気を付けたことは、経筋治療における焼き鍼の順番を、手〜足 陽〜陰 その中でも、六経の順番(太陽ー陽明ー少陽ー太陰ー少陰ー厥陰)守ったのと、

故入江先生が言われていた、足首の回りと項の回り、特に完骨当たりをきっちり施術をしたことに、功を奏したのだと自負するものである。

また経筋は、臓腑経絡に影響を与えない、表証のものだと捉えていたが、そうではなく、経筋からも、経脈や臓腑?にアプローチがかけられる、強いては、問診上で

胃腸の調子が悪い等とおしゃった患者様には、足太陰脾経筋に経筋の証が現れる確率は高くなった。また足の陰経筋は、両側とも、陰部に連なってるので、片方にしか

経筋症が現れないと思われる。ここまでの研究成果のおかげで、治療時間が、最短では、15分で終える診療を出てくるようになり、将来において、より多くの患者さんを

診療できる間口が開けられる第一歩になりそうな気がするのである。  

 



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