糸練功とは
鍼灸雑感1
2006年07月07日 (金)

本日は、朝から、保険取り扱い関連の県師会に赴いた、不況の波は消えつつという政府とはうって変わって、益々厳しさを増してるように思った。その会議も午後1時頃には終わり、3時には帰宅の途についた。

今日は、私の愚痴で始まる事になっている(笑)
現在、私は、木下糸練功・木下深浅診(SR)を診断法に、鍼灸術を行ってるわけですが、もう一方の、漢方鍼医会にも、現在所属の身である。 そこで厄介な事が出てきたのである、それは、師匠木下先生がいうのは、我々の鍼灸勉強会とは違い、陰主陽従に拘らない事である。「陰主陽従=字の如く、陰(五蔵「肝・心・脾・肺・腎」)を主として、陽経は、後で従わす意味」、確かに、入江先生の書籍の中でも、風邪の場合など、胃をメイン、つまり陽経をメインにして、陰をサブにする事は多々ある、それもやみくもに決めるのではなく、全て糸練功・木下深浅診(SR)が、その治療法を導き出してくれる、円筒磁石や紙包磁石で確認するもそれで消えるのですから。。。。その結果と、これひとつを取っても漢方鍼医会の理論の接点は何処にあるのかと迷っていた。そこで本日、経絡治療の師匠である、鍼灸院へ訪問させて頂き、師匠を直接治療させて頂くことになりました。後頸部が痛むといわれたので、糸練功・木下深浅診(SR)で診ると、太陽膀胱経筋の証を確認。燔鍼をする、ここでも漢方鍼と入江は違う。漢方鍼医は、とにかくまず本治法を軸として、経筋治療は、標治の扱いで、後回しにするんです。このことに関しても、伝漢研の師匠、木下先生とミニ議論をしたことがありますが、「先表後裏(病の浅い経筋から臓腑へとの意)」と簡単に答をいわれました。僕も迷わず納得しました、現に私の治療室にて、また、今まで綴って来た診療日誌でも、燔鍼の効果は驚異的なものです。それを必ず、本治の後でないといけない理由がいまいち理解できないのです。

そして、コチラの経絡治療、大腸メイン胃サブの経脉治療を行いました。次いで督脉治療(標治法)そして、奇経・帯脈が出ていたので、左臨泣=外関にIPをしました。そして終わり感想を聞くと、入江のIPは、少し強引な感を受けるといわれた、確かに、途中、漢方鍼医会が大切にする3点セット(肩の緩み・腹の感じ・脈の感じ)の中で、特に、奇経の治療際、腹が堅くなったように感じました。この先生が言うには「僕は、左足臨泣=右外関」だった気がすると言われました、とはいえ、やはり奇経などが、糸練功・木下深浅診(SR)で感知検出したことと、この先生も奇経の証があるという事とは符合したようです。確かに言われてみれば、そうだった気がします、今言っても後の祭りですが・・・弁解する気はないが、やはり緊張していたみたいで、糸練功・木下深浅診(SR)の技術的ミス、思いこみ診が入ったようで、若干の誤治を生んだのかもしれません、感想は、左は軽くなったが、右はかえって重くなったようなと言われました。やはり左右調整と言われる、奇経の失敗かと思いましたが先程言ったように後のまつりです・・・

とかく、僕には糸練功・木下深浅診(SR)のきちっと出来る鍼灸師の師匠が居ません。。。。最近伝漢研に2人の女性の鍼灸師(私が誘う)の方が入会されましたが、入会間もないので、逆に私が指導をさせていただいてる身です。

でも、師匠木下先生が、中国研修の折りに、先生はこのような事を言われた「僕は、鍼はわからないから、漢方のFTが知りたいと入江先生に聞くと」「それは、木下君が作りなさいと、半ば放り出された感じだったんだよ」と・・・やっぱりこの先生凄いなぁ〜と思いました、入江塾4期生だった先生の回りは皆、鍼灸師、一人だけ、薬剤師。。。どれだけのご苦労と寂しさを耐えてこられたかと思うと、胸が痛みます。。。で私は・・と考えたのです。。。これって、僕が今昔の木下先生状態?!って。。。。糸練功・木下深浅診(SR)を使った鍼灸術は、この世にまだ確立されていません、また鍼灸と湯液は、別物に世の中はみますが、原理原則は必ず同じです。同じでないとおかしいのです! 湯液の証は脾虚だけど鍼は肝なんて絶対にあり得ません。(と思う)いよいよひとつの道を進むべき選択の次期が来たのではと、勝手に一人で思ってる(笑)しかし、でもこのままの状態で、糸練功を軸としない、漢方鍼医会では、脉診と腹診それに病理考察を原則に行うわけです。ここでまた師匠の言葉を借りたい、「僕は議論はしない・・・議論したって患者さんは治らない、まずは治す事だけを考え、治ったら何故治ったのかを考えればいい」と・・・全く私も壮だと思う、僕らは、学者ではなく、治療者、治してなんぼである、治ったら、何故治ったのかと、病理考察は後でよい。まず治せるシステムを確立する方が賢明と考えた。がしかし、漢方鍼医会を、否定などする気は毛頭ない。あの、診断治療法も、昔の東洋鍼医学会(福島弘道先生)からの枝分かれで出来た会だからである。しかし、よく脉診30年と言われる、腹診で、病理考察も、何十年とかかる・・・僕は、脉診がとても下手で、浮沈遲数の(沈んでるか浮いてるか、遅いか早いか)まではかろうじて分かるが、後、滑脈(少し渋った脈)など到底分かるはずがない。脉診手引き草という書籍があるが読めたものではない、意味が分からない、実感しにくい・・・また入江先生は、あんなのは神がかりだともかかれたいた。。。しかし、もし、現在FTだけだったら、僕は伝漢研を早々に辞めているかもしれません。合数の概念の無いFTでは、今のように、この病は、肝、頭痛は、脾と細分化出来ないからである、糸練功は、脉診の細分化が可能である、だから魅力的なんだ。この頭痛は脾か胃、では円筒磁石で脾か胃の区別をする、補瀉を決める、IP 実に簡単である。

もう迷わず、そして、僕が糸練功・木下深浅診(SR)鍼灸術を、時には、木下先生と語り合いながら確立しようと思う。まだだれも知らない、糸練功・木下深浅診(SR)鍼灸術を、今の伝漢研の先輩方にもお手伝いいただきながら、そして漢方薬の店頭でも、法的に抵触しない方法で、患者に鍼術と似たことが出来るように、研究していきたい。一生の課題であると思う、仲間と一緒に研究、そして成長していきたい。 漢方鍼医会から頂いた知識も無駄にせず、リンクできる部分があれば使わせて頂き、万人の患者さんに喜んでいただけるよう、今日より精進していきたい。




Copy (C)OOMICURE Right Reserved