証による 標準の治療穴
肺虚 太淵(補) 太白(補) 陽池(補)
脾虚 太白(補) 大陵(補) 陽池(補)
腎虚 復溜(補) 經渠(補) 委陽(補)
肺虚肝実 難経七十五難型 復溜(瀉) 陽池(瀉) 陽谷・養老・支正(瀉) 
脾虚肝実 太白(補) 懸鍾(光明)(瀉) 陽池(補)

 

糸練功とは



複視の症状を訴える男性

1956年生 49歳 (N12408

1月30日 初診 問診

去年11月頃 自宅の2回から転落 手首(左) 左頬部 左側頭部打撲

複視状態が出てきた、もう3ヶ月近くなる 胸部が痛い 1990年頃 十二指腸潰瘍を患う

糸練功 左頭部 -0.5合 右目 -0.5合

上唇部2合 主訴 痺れ 左手首 尺側0合 左変形性膝関節症がある。

 

2月1日 複視状態かわらず。 肺虚証にて治療。

2月15日 右目の状態が良くなった 時々はっきり見えることもある

経絡 肝虚証

3月1日 正面と左側が見やすくなった 下方を視るとまだピンぼけ状態である。

尺側の痛みは軽減してきた。

6月 少々だが、どちらの方角においても、見えるようになってきた

しかしまだ近くのものが2重に見える

 

現在加療中だが、一時のことを思えば、随分複視状態は軽減してきたように思われる、また診療中、 右目の睛明穴に瀉法 左四白穴に補法を施すと

糸練功においても面白いほど、合数があがります。これは、膀胱経と胃経の何らかの関係があると視ていますが、それぞれに補瀉法を施して、合数が

一気にあがるこの現象は、施術者本人も意味不明です でも治ってるからいいかなぁ〜(;^_^A アセアセ・・・ この方は体質的に脾虚証体質なので

これから来る、7月21日〜8月4日(土用)は、今以上に一旦体調が悪くなるのが、明らかなので、その季節柄にも負けないような、抵抗力を付けるように

経絡治療に神経を傾けています またこの方の症例は、良くなり次第、お知らせいたします。

 



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