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【氣脈功(きみゃくこう)とは】

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東洋医学には、からだの状態をとらえるための 四診法(ししんほう) という伝統的な診断体系があります。
望診(ぼうしん:目で観察する)
聞診(ぶんしん:声・におい・呼吸の質などを聞きとる)
問診(もんしん:症状・生活・既往歴などを丁寧にうかがう)
切診(せっしん:腹診や脈など、手で触れて氣の状態を確かめる)
氣脈功は、この中でも 切診(せっしん) を中心とした、 近江治療院オリジナルの診断技法です。




氣脈功深浅診(各種諸症状の点数評価)

写真 四診で得られた情報を土台にしつつ、 腹部・背部・経絡ラインにそっと触れ、 患者さんの「氣」の流れを 0〜10の氣位(きい) として読み取ります。







いま身体のどこに負担があるのか
どの臓腑の働きが落ちているのか
どこに邪(風邪・湿・熱・瘀など)が潜んでいるのか
どの層(表・裏・深層)に原因があるのか
こうした“見えにくい情報”を、氣位の変化として把握します。。
これは「当てもの」ではなく、 患者さんの体質・経過・その日の体調を総合して判断する、 医学的な観察(医療気功)としての切診 です。



■ 証(しょう)を導き、根本原因をとらえる

写真 氣脈功では、 四診で得た所見と氣位の反応を照らし合わせながら、 その日の体を最もよく説明できる 証(しょう) を決定します。
証とは、 「いま身体の治癒力がどの方向に動こうとしているか」 を示す、東洋医学の根本概念です。

鍼灸
漢方
補助剤
食養生
生活リズムの調整
これらはすべて、 証が正しく定まって初めて効果を発揮します。
氣脈功は、その証の妥当性を「氣の反応」として確認する技術であり、
治療方針の“羅針盤”となる役割を果たします。

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■ これまで改善が難しかった症状にも道が開けていく

氣脈功を用いることで、 症状だけを追うのではなく、 「からだ全体の流れ」「原因の層」「回復の順番」 を見極めることができます。

その結果として、 一般的な診察では原因がつかみにくかった不調にも、 東洋医学的な視点から丁寧なアプローチが可能になりました。

 

特定の病名に対して断定的なことは言えませんが、 長引く疲れ・めまい・自律神経の乱れ・天候不調など、 複雑に見える体調変化にも “からだ全体で整える道筋” を示すことができます。



 

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